溜め込み過ぎの218.7兆円の内部留保を、@最低賃金の引き上げA非正規の正規化と働くルールの確立、B税、寄付などによる社会還元、C生産、環境設備などへの投資、D全労働者の賃上げ等・・・5つのケースを想定して還元を図ると国内需要が229.1兆円拡大。05年国内最終需要504.6兆円の45.4%。それによって国内生産が392.8兆円、付加価値は209.1兆円と05年の付加価値505.9兆円の41.3%になる。そして、税収は国、地方合わせて37.1兆円増収され、あと一息で国債発行ゼロとなるような経済波及効果を発表しています。
内部留保の27.2%・60兆円で全ての労働条件改善
最低賃金時給1000円の引き上げに必要な原資は、5.9兆円、内部留保の2.7%の取崩し。非正規の正規化に必要な原資は、7兆7400億円、内部留保の3.5%。働くルールの確立・サービス残業の根絶に必要な原資は5兆6400億円、内部留保の2.6%。完全週休2日制と有給休暇の完全取得によって150万人雇用増で、必要な原資7兆2600億円、内部留保の3.3%。全労働者の賃上げこの10年間で減収した分、月35,000円以上として、5524万人の労働者全体にボーナスを5ヵ月として、賃上げ原資を計算すると33兆円、内部留保の15.1%を取り崩せばよいのである。これだけでも合わせれば僅か60兆円の原資、内部留保の27.2%を取り崩せば実現できるのです。
福岡県 北九州市 若松区 ビジネスホテル うめかぜ組合
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